新情報(07年11月26日月曜日)
やっと出会った凱陣純米赤磐雄町山廃仕込み。精米歩合は忘れたが60%以上削っていないものである。天狗舞という酒があるがその天狗舞の特徴をさらに強めたような味わいと、凱陣特有の深い味わいが一緒になって口の中で膨らむ絶品である。これが一番といいたいところだが、僕としては讃州雄町のほうがよかった。封を開けてそのうちに味が変わっていくのでこれからが楽しみだ。

07年10月31日水曜日
珍しいものに出会った。凱陣亀の尾68%精米純米無ろ過生原酒。亀の尾である。夏子の酒の題材になっている酒米である。最初飲んだとき、喉を通るときの味わいが薄いと感じた。しかし、ぐいのみについで夏子の酒を読みながらちびちびやっているうちにぐいのみに注がれている亀の尾が空気に触れて味わいが変わっていくのである。するとなんとも深い味わいになった。しかし、ここで酒を紹介するたびに「いままでで一番である」と言ってきたが残念ながらこのセリフは今回は言えない。おいしいのはおいしいが10月13日の情報、凱陣讃州雄町65%精米山廃純米無ろ過生原酒のほうが一番である。

07年10月13日土曜日
ワンダホー。またまたすばらしい酒に出会った。ふくしま屋にいって、ご主人と話していた。凱陣の赤磐雄町の50%精米のものがいつもの場所に置かれているのだが、70%精米の純米酒は無いのと尋ねると、それは3月の時点でとっくの昔に売り切れた、と言われてしまった。しかしだ、でもね、奥にいくつかおいてあるんだよ、と言う。それを譲ってくれた。凱陣の讃州雄町の65%精米山廃純米無ろ過のものである。帰って早速飲んだ。めちゃくちゃ深い味わい。今迄で一番の味である。これはふくしま屋のご主人からのプレゼントだと思っている。しかし、そのご主人曰く、「KU16知ってる?えっ、知らないの。今度来たときに出すから」。KU16というのは凱陣を出している丸尾酒造のさぬきよいまいで造った酒のことらしい。次行った時が楽しみだ。

07年7月11日水曜日
「宗玄」の山田錦55%精米のものを買った。石川県能登半島の酒である。ここの蔵は速醸元しかやらないそうである。以前に雄町のものを買ったことがあったが、おいしかった記憶は残っているのだが全然覚えていなくて、今回は山田錦のものを買ったところ、これが個性が強くて余韻が長く残る実においしい酒だった。いままでで一番旨い。(ふくしま屋の酒は飲むたんびに印象の強いものを置いているのでいつもこれが一番と思ってしまうのかもしれない)。あと八反錦のものがあるのでこれも試してみないといけない。また後日。

07年6月27日水曜日
「不老泉」の山廃・山田錦・60%精米のものを買った。うすにごりの酒でとにかく旨かった。前に買った不老泉とはっている感じである。ふくしま屋に行くとおいしい酒がたくさんあるなぁ。

07年5月21日月曜日
先週買った「不老泉」と「凱陣」だが、初日は確かに「不老泉」が旨くいままでで一番おいしいと思ったが、開栓して二日目以降は「凱陣」のほうが優ってきていい味になってきた。もちろん今まで買った酒の中で一番いい味である。生原酒の常温保存はこれだから面白い。しかし、夏場の部屋が暑くなる頃はあれは常温とはいえない。去年はそれで酒が駄目になった経験がある。

07年5月16日水曜日
またまたうまい日本酒を見つけた。ランキング1位のものである。滋賀県のお酒で「不老泉(ふろうせん)」。山廃純米生原酒のものを買った。ふくしま屋のご主人が薦められたものを素直に買ったら大正解だった。
もう一本。
「凱陣」の山田錦のもので精米70%の純米酒である。「若松」と張り合うぐらいの旨さである。
しかし最近「若松」を飲んでいないなあ〜

07年5月7日月曜日
前回、さぬきよいまいの川鶴のものを飲んだのだが、更にうまい物を見つけた。米は同じくさぬきよいまい。綾菊の純米山廃のものを飲んだ。驚くほどに旨かったのだが、二日目以降、ちょっと味が落ちていく傾向がある。しかし旨いのには変わりない。ちなみにこの酒はふくしま屋でしか扱っていないそうだ。先日、三越デパ地下で綾菊の吟醸のものを試飲した。これはいまいちである。とにかくどの酒にもいえることだが吟醸酒・大吟醸酒は香りはいいのだが味に深みがないような気がする。

07年4月28日土曜日
最近、「さぬきよいまい」という米を使った酒を買った。「さぬきよいまい」というのはオオセトと山田錦を掛け合わせてつくられた米である。香川大学と4社が協力して作った米である。最初に新聞で読んだときにこれは試してみないといけないと思っていた。そして1週間ぐらい忘れていて酒屋「ふくしま」にふらっと行くと店の人がこのお酒を薦めてきた。4社がそれぞれ作っているらしくて、「川鶴」のものを買ってみた。最初栓を開けて飲んでみるといまいち深みにかけるなと思っていたのが、二日目以降からどんどん深みが出てきて味が乗ってきた。これは、僕がおすすめする「若松」をしのいでいると思った。数量が限られていてなかなか手に入らないようだが、純米酒でしっかりした作りの酒の割には安い。注意しておくが、開栓しても常温の状態で保存するのがベストである。この手の酒は冷蔵庫で冷やすと味が閉じこもってしまうのである。飲むときももちろん常温で飲んでください。燗をするのもお勧めである。
他の3社のものも飲んでみたい。そのうちの一社は山廃作りだそうである。予約しておこーかなー。


最古記事:
最近酒をやめた。・・・はずなのだが、今日は特別といって飲むことが多い最近。
古川修(ふるかわよしみ)さんの「世界一うまい日本酒」を読んで日本酒に開眼。
もっぱら純米酒を飲んでいる。吟醸酒は高いしすっきりしすぎる感があってあまり飲まない。
今のところ一番おいしいのは徳島県の「若松」(緑の瓶)。
ふくしま屋(高松市福岡町 品揃えが抜群)という酒屋があってそこで大阪の「秋鹿」がおいしかったとご主人に言うと「若松」を勧められた。本当にうまいんです。こればっかり飲んでます。

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